Re:Actでは妊活をお考えの方や妊活中の方からの相談も多くいただいております。
妊活中の方は本当に色々と調べ、勉強されています。時間やお金もかかります。
私の知る限り妊活に1000万円以上使っていらっしゃった方もおり、
その経済的・精神的負担は計り知れないものと思います。
今回は、妊活中の方というよりはこれから妊活を考えている方や、まだ早いけどいつかは子供が欲しいという方に向けた記事となります。
もちろん妊活中の方も改めて方向性を考えるきっかけになって頂けたらと思います。
不妊の検査・治療を受けたことがある人の数
厚労省のデータによると夫婦4.4組に1組の割合で検査や治療を受けたことがあるという数字が出ています。4〜5組に1組ですから、確率としては20~25%の夫婦は不妊もしくは不妊症の可能性があるということです。日本は晩婚化でもあるのでどうしても年齢とともに不妊率が上がるのは仕方がないのかも知れませんが、整体的な観点からしても今後上がっていくと思われます。その理由はおいおい解説していきます。
不妊治療に使う費用
不妊治療には大きく3段階あります。
治療開始時の年齢にもよりますが、基本的には1から順を追っていきます。
1 タイミング、薬物治療
タイミング療法は生理周期から排卵日を予測し受精を試みる方法で、タイミングをはかることからこの名前がついています。人によってはホルモン剤といった薬物によって生理周期を整えることもあります。費用は0〜数千円くらいで済むことが多いでしょう。
2 人工授精
人工授精は精子を採取し、洗浄・濃縮後に子宮内に直接入れます。
その後、卵子と精子が出会い受精する仕組みは自然妊娠と変わりません。
もちろんタイミングを図る必要がありますので、通常は1ヶ月に1回のチャンスで費用は1回3万円ほどが多いでしょう。
3 体外受精
体外受精は体外受精は精子と卵子を取り出し、選別された元気な精子を卵子にふりかける方法と顕微鏡の上で受精させる方法があります。
卵子と精子を直接出会わせたり、卵子の中に送り込むことができるので人工授精よりも確率を上げることができます。ですが、日本の体外受精で出生した数(成功率)は世界的に見ると下から数えて方が早いのが現実です。費用は平均50万円ほどです。
不妊治療は妊娠のチャンスが月に1回とした場合、年間12回しかありません。
なかなか上手くいかない場合はあっという間に時が過ぎていき、加齢によってさらに妊娠率も下がっていきます。費用と時間によって精神も削られ、最後の砦である体外受精の成功率も悪い。
これが今日本で起きている不妊治療ということを知っておいてください。
整体にできること
土台作りがとにかく重要
不妊治療というと医療的なイメージが強いと思いますが、整体にもできることがあります。それが
土台作りです。
身体的・精神的に健康な人と、そうでない人と
どちらが妊娠し出産しやすいと思いますか?
妊娠というのは、卵子も精子も健全でなければならないし、子宮内膜(受精卵のお布団)に着床し10ヶ月間は母体で育てなければなりません。その間は母親から栄養をもらう必要があり、栄養は血流に乗って運ばれます。どんなものを食べ、どんな精神状態で過ごすかはとても大切なのです。
ストレスも強くて食べ物も外食のものばかり、睡眠時間を削りネットで情報を調べまくる。
こんな不健全な状態で、医療的なアプローチをしても
とても育てる環境ではないことは言うまでもありません。
整体は体を整え血流を良くし、深い呼吸が入りやすくなり、ストレスが緩和されます。自律神経も安定しやすくなります。
Re:Actでは栄養指導もしますし、コラムでも発信しています。根本的な部分から作っていくのです。
そうして健全な体になってからの医療的アプローチなら効果が変わりそうではありませんか?
実際に数字で言うと、妊活相談のうち70%の方が妊娠、出産を迎えることができています。
ずっと整体にいらしていた方が結婚をして子供を望んだときにスッと妊娠できたりします。
妊娠を考えている方も、今じゃないけどいつかは子供が欲しいとお考えの方も
その時が来てから何かをするのでは遅いのです。
あらかじめ身体を整えるということをやっておくことで、いざという時に妊娠へと繋がりやすくなりますし、精神的・経済的な負担も少なくて済みます。
Re:Actの妊活相談は男性も女性もウェルカムです。身体を作って元気な子供を産めるよう一緒に頑張っていきましょう!次回以降は整体的妊活を詳しく解説していきます。